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佐藤慶樹の脱出ゲームについて思うこと

脱出ゲーム制作団体「トイカケボーズ」の佐藤が脱出ゲームについて思ったことを、制作者と参加者の両方の視点で書いてきます。

脱出ゲームの難易度について(前半)

考察

先に言っておきます。長めです。そして伝わらないかもです( ̄▽ ̄;)

(でも伝わってほしいです。。。)

 

さて、みなさん「ケンケンパ」ってやりますか?

 

何のことだよ!ってなるとは思うんですが、僕は脱出ゲームの難易度を考えるときに「ケンケンパ」を使います。

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これです。一個のとこは片足(ケン)、二個のところは両足(パ)で進んでいくアレです。

では、あなたなりの難易度でケンケンを作ってくださいって言われたらどうしますか?

石を投げて、、、みたいなのもあるようですが、今回は純粋に「ケン」と「パ」の丸だけを使って、です。

これ、実は結構奥深いですよ。

 

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これを基本(難易度かなり低め)として難易度を上げるとします。

 

まずはケンの数を増やすってのが一番かなと思います。(例:ケン・ケン・パ・ケン・ケン・ケン・パ)

謎解きでは物量にあたると思います。難易度を上げるには手っ取り早いかなと思います。ガンガン解くぜ!って人には良いと思いますが、飽きないように作らないと、ただただしんどいだけってなりかねません。

例えば、200回ケンケンをさせられて、「さあ100番目のマルは何色でしたでしょう?」って出題があったとします。嬉々として確かめに戻れる人もいるでしょうが、僕は「時間も足りないし疲れたし、もうやだよお」ってなります。

 

 

次によくある案は、ケンとケンの間を開ける、というやつです。

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こんなイメージです。

謎解きではこれを発想の飛躍と言います。こういったものは後半に行くほど距離が伸びていきます。これは確かに、距離が長いものが出来たとき(発想が難しい謎がわかったとき)の達成感はすごいんですよね。

が、調子に乗って難易度をあげすぎると、出来なかった人がお手本を見たとき(解説を聞いた時)、「アスリートじゃないとできねーよ!(謎解きのプロじゃないとわからねーよ!)」と、冷めてしまう恐れがると思うんです。

製作者側からすると、「飛べるようになればいい(解けるようになればいい)」と言えないこともないですが、プロ野球と草野球みたいなすみわけのない謎解きの世界でそれを言ってしまうのも、、、って気がしないでもないです。

 

謎解きの難易度アップって、おそらく基本このあたりかと思います。

「より難しい謎が解きたい」って人も大勢いることは知ってますのでこれらを単純に批判はできないですし、面白い謎がたくさん解ける喜びやとんでもない発想に気付いた気持ちよさも知ってるつもりです。

でもやっぱり、初参加とは言わないまでも、何回目かめの人が「頑張れば解けたのに―」ってなる難易度調整ってできないものかなっていつも考えています。

 

さて、後半では僕が作るとするなら、って話をします。

よかったら、今回の2案以外で何か無いか考えてみてください。

 

 

【おまけ】

一案目の例の中で出た、「さあ100番目のマルは何色でしたでしょう?」のやつですが、自分が司会するとしたら、解説のときに

「よく思い出してください。最初の説明の時に100番目の青いマルでは休憩で両足ついても良いって言いましたよねー。というわけで、正解は青いマルでしたー!ケンケンしながら戻ってたら、さぞ時間が足りなかったことでしょう(ドヤ顔)」

ってやると思います(笑)